思い込みの激しいお客様って話を聞いてくれない。どう対処する?
こんにちは。沢あかりです。夏休みだというのにこの天気の悪さ…。占い師にとってはやりにくい環境ですよね。
7月後半、売り上げが伸び悩んでる方、あなただけじゃないから大丈夫。7月20日以降は毎年下がりますよ。夏休みに入り、子供たちが街に繰り出し、ファミリー関係ない方も「せわしない」感じになって、占いしようって気にならないみたい。
最近のご相談で「思い込みの激しいお客様に対し、どのように対応すればいいかわからない。」というのがありました。今日はこのテーマで行きます。
「恋愛相談」の思い込み事例
彼と大喧嘩してしまった。既読スルーされている。このまま別れてしまうのか?それとも仲直りできるのか?
このようなご相談多いですよね。「仲直りできる」という鑑定結果に対して
えー。うそー。ありえない。だってこーであーで。
というリアクション。
「このままだと別れてしまうかも」という鑑定結果に対しても
えー。マジで…。ありえない。ふ~ん。なんで?
というリアクション。
いずれにしても「ありえない」んです。(笑)
どっちにしても嫌なリアクション。どっちにしても占い師に対して「反発」したい(笑)。
解説
このような時は、鑑定結果を伝える「前後」にフォロー&味方発言で、傾聴共感してあげるようにしてください。
そして、占い師さんはあきらめてください。お客様の「思い込み」を。
過去のわたしは、そこから必死で「説得」していました。お客様の思い込みを覆すために。
なぜならね…。彼はこーであーでそーだから。それでね。こーなってあーなってこうなんだよね。
いくらどれだけ説得しても「さらに反発」してきます。このようなお客様の思い込みは、通常覆らないです。
お客様が「そうなんですね。なるほど。」といったところで「思い込み」は消えないまま、ループのような会話が続きます。お客様は占い師を「いなす」だけで、信じて疑わないです。
このような心の状態が見えたら、占い師は「説得」するのはやめましょう。あなたの貴重な鑑定エネルギーが「無駄」になってしまいます。もったいない。
「仕事相談」の思い込み事例
先日起こった私の失敗談なのですが…。転職出来るかどうかでお客様ともめてしまったんです(笑)。←私も途中であきらめればいいのに、「出来るって言ってんじゃん。聞いてる?この人理解できないのかな言ってること」と半分キレ気味(笑)で鑑定していました。
そこで「ハッ」と気が付きました。イケナイイケナイ。ついプライドの高い気性が出てきてしまい、会話の中で「優位に立ちたい」悪い癖が(笑)出てしまってました。
10回くらい「出来る出来ない」を言い合った後(笑)、私が折れました。「そっかー。そう思うんだね。そう思うのも無理はないよね。今までのこともあるしね。」と言ったとたん、「そうなのー。」と気持ちを吐露し始めました。結局90分くらいお話しして終了。もう来ない気がしますが…。
解説
ここで大事なのは、「鑑定結果を正しく伝える」とか「正しい鑑定結果」とか一切関係ないということです。1番大切なのは「お客様の気持ち」なんですよね。転職できない!と「思い込んでる頑なな気持ち」です。
それを説得したいのは「自分の鑑定で納得してもらいたい」という自我(自己愛ともいう)を出してるだけなんですよね。
周りが無能すぎて転職したい。でも転職できない。どんだけ無能かを私に説明して90分経ってます。どれだけ自分が有能か、そのコントラストを私に説明しています。
それでいいんですよね。いつも言ってます「解決したいわけじゃない」んですよね。「聞いてもらいたい」んですよね。
まとめ
今回は私の失敗談をまじえ説明していきましたが、私ほど我が強くない占い師さんは「なんでお客様と張り合うの?」(笑)と思ったことでしょう。
売上が上がり調子こくと、このような鑑定をしてしまうことがあるんです。
- お客様の思い込みをわからせようと思わないこと
- 思い込みをみつけたら直ちにフォローすること
このような小さな積み重ねで「またあの占い師さんに聞いてもらおう」とファンになってもらうことが出来ます。
ぜひご参考にしてみてくださいね。