電話占い師さん必見!お客様の悲しみの段階ごとに対処する裏技
こんにちは。沢あかりです。
今日はショックなどの悲しみの5段階についてお話しようと思います。電話占い師さんはあるあるなのですが「先生!さっき別れました!」とか「昨日フラれました」とかのホヤホヤ相談ありますよね。
これについてはお客様のエネルギーに負けないだけの軸が必要になります。それに加え、お客様が今どの位置にいるのか?を把握しておくことでゴール(すっきり)まで伴走しやすいです。
それを測る、心理学のものさしのようなものが悲しみの5段階です。
ショックの5段階 例:忙しいを理由にさっきフラれました
※5番目の受容に向かって心の状態が段階を踏んでいきます。
1.否定
まだ信じられない。うそでしょ?だって昨日も仲良くしてたんだよ。今朝もline来たし。うっそ、なんで?
2.怒り
仕事が忙しいなんて最初からわかってるのに。だったら告白すんな!って話だよね。仕事とあたし、引き合いに出すのおかしくない?絶対許せないんですけど!
3.取引
この間「もう少し早い時間に会いたい」って言っちゃったからだ。あと「だいぶ落ち着いたはずでしょ」って言ったのがまずかった?言わなきゃよかったのかな。
4.抑うつ
あたしと彼ってそこまでのご縁だったってこと?所詮うすーい縁?ソウルメイトでもない?通りすがるだけの人だったってことなんだね。
5.受容
しょうがないよね。フラれたんだから。受け入れるしか仕方がない。あたし、出会いありますか?どんな人?彼よりいい男?いつ会える?
今これを書いてるだけでも、エネルギー奪われます(笑)疲れますね。あの人も言ってたわ。この人も言ってたわ。って、お客様と話してる時のことを思い出してまた(笑)疲れました。
取り扱いに注意が必要
これをどのように扱うかというと、2番の怒りの中にいる人に4番の話をしてはいけません。怒ってる人は、思う存分怒ってもらわないと3番にいけないんです。この順番で進んでいってゴールが受容なので、まだまだ発散しなければなりません。
気を付けなければいけないのが、まだ2番の怒りの中にいるはずなのに、突然4番に行って「どうせあたしは」って始まったかと思うと、また3番の取引を始める人がいます。「あの時こうしてればフラれなかったかも」とか。
これはひっかけ(笑)です。ただの脱線です。占い師は「いけた」と思って次の3番の話に乘っちゃだめです。その時は「うんうん」と聞いてあげるだけにしてください。必ず「2番」に戻ります。
そこら辺のさじ加減が難しいです。とことん怒りをぶちまけたら3番に行きます。その時は「取引」に応じた占いをして話を聞いてあげてください。
こつは占い師がコントロールしないことです。心の動きはこの段階通りに進みますので、あきらめてください。先を急がないこと。とことん付き合ってあげてください。
まだ怒りが収まってないのに、次の出会いを勝手に占うとかしてしまうと「まだ出し切ってないんだよっ!」とばかりに怒りだします。(笑)
ただでさえエネルギーを使う相談なので、ここはセーブモードで行きましょう。
共感の仕方 ※一緒になって言い合う
恋愛相談をしているお客様すべての方が遭遇しうるハプニングです。このお客様に今後もリピートしていただきたかったら、丁寧に話を聞いてあげましょう。
占い師さんやお客様の年齢にもよると思うのですが、私はいつも姪っ子と思うようにしています。
叔母さん一緒になって言ってます↓
1.否定
姪っ子をよくもフリやがったな(笑)的な。信じられないのは私のほうよ。
2.怒り
ちょっとちょっとー。姪っ子になんてことしてくれんのよっ!ふざけんなっつーの。仕事が忙しいのは知ってます。で?
3.取引
「もう少し早い時間に会いたい」って言うのは当たり前の感情だと思うよ。女性なら誰しもそう思うしね。
4.抑うつ
付き合うってことはそこそこのご縁だと思うけど、あっさりフルってことはね、そこまでのご縁って思っていいんじゃない?
5.受容
今年出会えそうなのは〇月だよ。それまでに女子力さらに上げとく?逃した魚はデカかったって彼に思わせたら?
まとめ
このような非常事態(笑)の時は「占い師」である必要はありません。ただの親戚の叔母さんで大丈夫。遠慮なく出し切ってもらった方が本人も早く這い上がれます。
ここまでの共感は軸を持ってないと「やられ」ます。ジェットコースターに自ら乗り込み、両手を上げながら叫ぶのと一緒。シートベルトがっつり必要。
そのシートベルトの役割が「冷静沈着に客観視」するということ。もう一人の自分が「今、抑うつに入ったな。もうちょっとで受容だ。」と小手指確認をするように、言い聞かせることが大事。
間違っても「今〇〇の段階にいるよ」とお客様に説明しないでください。これは占い師の脳内で立てる戦略ということで大丈夫です。
今日は悲しみの5段階を占いでどう扱うべきか?書いてみました。ぜひご参考にしてみてくださいね。